福井県越前市の味真野地区にある「毫摂寺(ごうしょうじ)」。
地元では「五分市本山(ごぶいちほんざん)」とも呼ばれる、真宗出雲路派の本山です。
普段は静かで厳かな雰囲気のお寺ですが、毎年8月下旬には「大寄り(おより)」が行われ、境内や門前がいつもとは違ったにぎわいを見せます。
「2026年の大寄りはいつ?」
「屋台や盆踊りはある?」
「車で行って駐車できる?」
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、実際に毫摂寺や大寄りを訪れた経験をもとに、2026年の最新情報、見どころ、駐車場、交通規制、アクセスについて紹介します。
毫摂寺の大寄り2026は8月27日・28日
毫摂寺の年間行事では、「大寄り」は毎年8月27日・28日に行われています。
越前市の歳時記にも、8月27日から28日の行事として掲載されています。
2026年は、毫摂寺から8月28日の大寄りで露店が出店し、夜には盆踊りが行われる予定です。
2026年8月21日時点で確認できる内容をまとめると、次の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 行事名 | 毫摂寺 大寄り |
| 年間行事の日程 | 8月27日(木)・28日(金) |
| 2026年の祭り | 8月28日に開催案内あり |
| 盆踊り | 8月28日の夜に開催予定 |
| 露店 | 8月28日に出店予定 |
| 交通規制 | あり |
| 寺院駐車場 | 大寄り当日は利用不可 |
| 場所 | 真宗出雲路派 本山毫摂寺 |
| 住所 | 福井県越前市清水頭町2-9 |
公式の年間行事では8月27日・28日が「大寄り」とされています。
8月27日・28日の詳しい催しや交通規制時間については、訪問前に毫摂寺の公式サイトやSNSで最新情報を確認してください。
2026年8月28日は盆踊りと露店を楽しめる
2026年の大寄りでは、8月28日の夜に盆踊りが行われます。
毫摂寺では8月21日に盆踊りの練習会も開催され、武生民謡やぁしき保存会の協力のもと、大寄り本番に向けた準備が進められています。
大寄りの日は、普段は静かな門前に露店が並び、多くの人でにぎわいます。
私が過去に訪れたときには、カステラや焼きそばなどの食べ物系の屋台をはじめ、金魚すくいや射的などもありました。
以前と比べると出店数は少なくなった印象がありますが、境内周辺に屋台が並ぶと、昔ながらの夏祭りらしい雰囲気になります。
※2026年の具体的な出店内容は変更される可能性があります。
8月28日は「光明本尊」も見られる
2026年の大寄りでは、もう一つ注目したいものがあります。
毫摂寺では年に数日だけ公開される寺宝があり、8月28日のお逮夜には「光明本尊」が内陣に掛けられる予定です。
大寄りというと盆踊りや屋台に目が向きがちですが、もともとはお寺の行事です。
せっかく訪れるなら、露店だけでなく本堂へお参りし、普段とは違う毫摂寺の姿を見てみるのもよいでしょう。
大寄り当日は駐車場が利用できない
通常、毫摂寺には境内駐車場があります。
しかし、2026年の大寄りでは露店の出店に伴って交通規制が行われ、寺院の駐車場は利用できません。
毫摂寺も公式に、公共交通機関を利用するよう案内しています。
毫摂寺前の通りは、祭りの両日とも歩行者天国となります。
指定されていない施設への駐車は避けましょう。
毫摂寺(ごうしょうじ)とは?

毫摂寺は、真宗出雲路派の本山です。
寺の公式沿革によると、天福元年(1233年)に親鸞聖人が山城国愛宕郡出雲路、現在の京都市左京区に草庵をつくり、長男の善鸞上人に附与したことを始まりとする伝承があります。
その後、京都から越前へ移り、天正3年(1575年)には織田信長軍と一向一揆勢との戦いに巻き込まれて堂宇を焼失。
慶長元年(1596年)、12代善照上人が現在の清水頭町に寺基を定め、再建しました。
なお、毫摂寺公式サイトでは、近代の研究により、覚如上人の高弟・乗専が京都出雲路に毫摂寺を創建したとする説も紹介されています。
この一帯が「五分市」と呼ばれることから、地元では現在も「五分市本山」の名前で親しまれています。
毫摂寺の見どころ

広い境内には、歴史を感じる建物が並んでいます。
主な見どころは次の通りです。
- 阿弥陀堂
- 御影堂
- 御影堂門
- 経蔵
- 鐘楼
- 太鼓堂
- 与謝野晶子歌碑
境内図にも、これらの建物や歌碑が案内されています。
特に目を引くのが、大きな御影堂門です。
御影堂門は文化8年(1811年)造営の欅造り。太鼓堂は天明8年(1788年)造営で、現存する本山の諸堂の中では最も古い建物とされています。鐘楼も文化8年(1811年)の造営です。
門をくぐると広い境内が広がり、祭りのない日に訪れると、とても静かな時間が流れています。
与謝野鉄幹・晶子夫妻も訪れた
毫摂寺は、与謝野鉄幹・晶子夫妻ゆかりの地でもあります。
昭和8年(1933年)に夫妻が味真野を訪れ、毫摂寺にも立ち寄りました。
毫摂寺の境内には「与謝野晶子歌碑」が残されており、境内マップにも見どころの一つとして掲載されています。
越前市によると、夫妻は毫摂寺の法主と親交があり、この地を訪れて20首以上の歌を残したとされています。
お寺の建物だけでなく、こうした文学とのつながりを知ってから歩くと、境内の見え方も少し変わります。
毫摂寺の参拝時間
毫摂寺公式サイトでは、通常の開門時間を次のように案内しています。
| 項目 | 時間 |
| 開門時間 | 6:00〜16:00 |
| 寺務所受付・平日 | 9:00〜16:00 |
| 寺務所受付・土日 | 9:00〜12:00 |
通常参拝する場合は、夕方になる前に訪れるのがおすすめです。
大寄りなど行事の日は通常とは異なるため、その日の案内に従ってください。
「大寄り」とは?(過去の情報を含みます)

毫摂寺で行われる「大寄り(おより)」は、地元の人々に親しまれてきた夏祭りです。
- 開催日:毎年8月27日・28日
- 内容:境内で盆踊りや露天商の出店があり、夜には多くの人でにぎわいます。
昔に比べ規模は小さくなったものの、今も伝統行事として続けられています。
※大寄りは、2020年、2021年は中止でした。
※2022年は、8月27日から8月28日に開催され、それ以降は毎年行われています。
交通規制について
- 通行止め時間:8月27日・28日 10:00〜22:00
- 毫摂寺前の通りは、祭りの両日とも歩行者天国となります。
寺院の駐車場はありますが、祭りの時は通行止めになり、駐車場の利用はできません。
出店について

寺院の前の道路150m程度と境内に出店が出ています。
以前よりも出店の数は減少していますが、さまざまなお店があります。
カステラ、焼きそばなどの食べ物系や金魚すくい、射的などの出店があります。

境内は盆踊りの会場になり、その周辺にも出店があります。
毫摂寺へのアクセス
車の場合
毫摂寺の住所は、福井県越前市清水頭町2-9です。
北陸自動車道の武生ICからは、通常時で約8分。
普段は境内に駐車場があります。
大寄りの日は駐車場を利用できないため、通常参拝時と祭り当日ではアクセス方法を分けて考えてください。
公共交通機関の場合
「武生駅から福鉄バスに乗り、五分市本山口で下車」(入谷線:たけふ新駅~五分市本山口 460円)
ただし、越前市周辺では近年、路線バスや市民バスの再編が行われています。
かつて武生駅と毫摂寺周辺を結んでいた市民バス「味真野・北新庄ルート」は、2024年10月に廃線となっています。
周辺には味真野の見どころも多い

毫摂寺がある味真野地区には、歴史や自然を感じられるスポットが点在しています。
大寄り以外の日にゆっくり訪れるなら、周辺観光と組み合わせるのもおすすめです。
たとえば、
- 万葉の里 味真野苑
- 旧谷口家住宅
- 味真野小学校の桜
- 小丸城跡
- タケフナイフビレッジ
などがあります。
車で回ると、それぞれのスポットへ立ち寄りやすいです。


まとめ

毫摂寺は、越前市味真野地区にある真宗出雲路派の本山で、「五分市本山」の名でも親しまれています。
年間行事として大寄りは8月27日・28日に行われています。
2026年の公式案内では、8月28日に露店が出店し、夜には盆踊りが開催されることが確認されています。
さらに8月28日のお逮夜には、寺宝の「光明本尊」も内陣に掛けられる予定です。
大寄り当日は交通規制があり、寺院の駐車場は利用できません。
過去と交通事情も変わっているため、特に車や公共交通機関で向かう場合は、直前に公式情報を確認してから出かけるのがおすすめです。
普段の静かな毫摂寺とは違う、門前に露店が並び、盆踊りでにぎわう夏の「五分市本山」。
越前市の昔ながらの夏の風景を感じたい方は、大寄りに足を運んでみてはいかがでしょうか。
お寺の普段の雰囲気はこちらの動画でも紹介しています。
