ハス(蓮)とスイレン(睡蓮)の違いが分かりますか?
意外とごっちゃになって勘違いしやすいのが、「ハス」と「スイレン」です。
「ハスとスイレンの違いな何なの?」
今回は、2つの違いを調べてみました。
ハスとスイレンの違いをしらべてみた。
ハスとスイレンは似ているので、同じ植物だと思っている方も多いかもしれません。
ハスもスイレンも水辺に咲く美しい花です。
咲く時期も近いのであまり花を見ない方は、間違えやすいかも知れません。
まず、「ハス」と「スイレン」は全くの別の植物です。
- 「睡蓮 スイレン」=スイレン目スイレン科
- 「蓮 ハス」=ヤマモガシ目ハス科
「ハス」と「スイレン」は、目と科が異なり、全く違う種類です。
ハス
花はすはこのような花です。
はすの花を花はすといいます。
はすの花が咲くのは7月から8月上旬です。
(その年の気温によって変わります。)
花はだいたい3,4日間ほどで散ってしまいます。
花のふっくらした状態を楽しむなら、午前中の早い時間の咲き始めがいいです。
花はすの動画はこちら
スイレン
スイレンはこのような花です。
睡蓮には「耐寒性」と「熱帯性」の2種類があり、色々な花の色があります。
睡蓮の寿命は長めです。
スイレンの動画はこちら
花はすとスイレンの違い(見分け方)
◆水面から高い位置で咲くのが「ハス」
- 「スイレン」は水面もしくは水面近くで花が咲く。
- 「ハス」は丈夫な茎で水面よりかなり上で花をつける。
◆葉っぱに切れ目がなく丸いのが「ハス」
- 「スイレン」は葉っぱに切れ目があります。
- 「ハス」は切れ目はありません。
(共に円形の葉っぱです)
◆光沢がなく水をはじくのが「ハス」
- 「スイレン」の葉は光沢があります。
- 「ハス」の葉は光沢がなく、水をはじきます。
※ちなみにレンコンは「蓮(ハス)」の根っこです。スイレンは小さな根っこでレンコンではありません。
スイレン・ハスにはいろいろな種類がありますが、早朝に花を開き、夕方までには花を閉じるものが多いです。
※ スイレン・ハスの観賞は朝が良いです。
花はすとスイレンの比較動画はこちら
福井県の南条にある花はす公園では、6月29日(土)~8月12日(月)の間、「はすまつり」が開催されます。
たくさんのハスがあり規模も大きいので、足を運んでみるのもいいかも知れません。
まとめ
今回は、「ハスとスイレンの違い」を紹介しました。
ハスとスイレンは、同じように感じることもありますが、別の植物です。
ハスの特徴は以下のようになっています。
- 水面から高い位置で咲くのが「ハス」
- 葉っぱに切れ目がなく丸いのが「ハス」
- 光沢がなく水をはじくのが「ハス」
レンコンは、蓮(ハス)の根っこです。
今回の動画の「越前の里味真野苑」では、ハスとスイレンが両方見ることができます。
ただし、ハスとスイレンの両方を見られるシーズンは限られており、両方見れるのは、7月上旬~中旬ごろです。
もし機会がありましたら訪れてみてはいかがでしょうか?
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