「小浜市の八百比丘尼を知っていますか?」
小浜の伝説として有名な「八百比丘尼(やおびくに)」
- 八百比丘尼はどんな所なの?
- どこにあるの?
- 感想はどうだったの?
今回は、小浜市の八百比丘尼を調べてきました。
八百比丘尼
小浜には、八百比丘尼伝説が残っています。
八百比丘尼とは、人魚の肉を食べて八百歳まで生きたという伝説の女僧のこと。
八百比丘尼が亡くなった場所とされる「八百比丘尼入定の洞穴」は、小浜にあります。
この洞穴は、八百比丘尼の伝説にまつわる場所として伝えられています。
八百比丘尼の伝説はいろいろありますが、小浜で八百比丘尼が亡くなった場所として重要視されています。
八百比丘尼は、全国を貧しい人を助けながら行脚し、若狭に戻り亡くなったという洞穴。
小浜の八百比丘尼入定の洞穴は、歴史や伝説に触れることができる場所として、地元の人々や観光客にとって特別な存在です。
ぜひ、訪れてその神秘的な雰囲気を感じてみてください。
八百比丘尼はどこにあるの?
八百比丘尼入定の洞穴は、「空印寺」の横にあります。
山号は建康山。本尊は馬頭観音。
八百比丘尼入定の洞穴の入り口は、お寺の横にあります。
入定の洞入口の案内板が目印です。
不老長寿伝説
入り口横には、八百比丘尼の不老長寿伝説について書かれた案内板があります。
父がもらった竜宮でのお土産の人魚の肉を食べたら、何歳になっても年老いることなく16歳の頃の若々しさ美貌気品が漂っていたそう。
120歳で比丘尼姿になって全国を行脚し、人々の力になっていました。
その後、若狭に戻り、自らこの洞穴に入り亡くなったといわれています。
“たのみなば いのちのほどや ながからん
いわまのしずく つきぬかぎりに”
入定する時、この歌を詠んだそうです。
八百比丘尼の椿
八百比丘尼は、ツバキの花を愛し、白い椿を洞穴の入口に植えていたそうです。
訪れた時も椿の木があり、白い花が咲いていました。(椿は冬に咲きます。)
八百比丘尼は洞窟の入り口に白椿を植えたと伝えられています。
洞穴の入り口には、椿の木があり、椿の花が今も咲き誇り、健康長寿を願う方がお参りをしています。
八百比丘尼の物語を知ってから、椿を見ると特別に感じます。
洞穴へは入れるの?
訪れた時は、洞窟の入り口は門が閉じていました。
天気が悪い日で、時間が遅めだったので閉まっていたのかもしれません。
洞窟の周辺は、滑りやすいようです。
洞窟内は立ち入り禁止の黄色いプレートがありました。中には八百比丘尼の碑があるようです。
天気のいい日は入れるのかもしれません。
遠くからみた感じでは、洞窟それほど深くないです。
周辺には何があるの?
八百比丘尼入定の洞穴から海沿いを歩いたところに、マーメイドテラスと呼ばれる人魚の像があります
八百姫伝説にちなみ人魚の像が2体あるマーメイドテラスは、夕日のスポット。
海に沈む夕日はキレイなので、夕方がおすすめです。
周辺は、夏は海水浴場になります。釣りをしている方も多いです。
小浜は、NHK連続テレビ小説の「ちりとてちん」の舞台になっていました(ちりとてちんは、落語と塗箸の話です)
マーメイドテラスで写真を撮るものいいです。
特に、天気のいい日は青い海がキレイです。
小浜では、八百比丘尼伝説にちなんだ、「八百姫(やおひめ)ひらめ」を養殖しています。
陸上で養殖したヒラメで、福井のスーパーなどでも見かけます。
八百比丘尼入定の洞穴のアクセス
八百比丘尼入定の洞穴 | |
住所 | 福井県小浜市小浜男山6 |
営業時間 | 9時00分~17時00分 |
車の場合は、小浜ICから車で15分。
小浜公園の横に無料観光駐車場があり、駐車場から徒歩で5-10分ほど。
街並みを見ながら散策できます。
小浜の観光スポットはこちら
福井のパワースポットはこちら
今回は、「八百比丘尼入定の洞穴」へ行ってみました。
小浜市を観光する時の参考になればと思います。
福井しらべ編集長
WEBライター兼クリエイター
福井生まれ。福井育ち。福井の情報や面白いスポット、美味しいお店など、実際の体験をもとに、わかりやすく提供することを心がけています。
趣味は英会話とカフェ巡り。福井のスポットを巡るのも好きです。福井の魅力を発見し、皆さんと共有できればと思っています。
福井の魅力をたっぷりお届けしますので、ぜひチェックしてください
コメント