若狭高浜町の「中山寺」はどんな所?馬頭観音のご開帳はいつ?

若狭の高浜町といえば、ブルーフラッグビーチの和田ビーチが有名。

若狭和田ビーチは、キレイな砂浜で海水浴シーズンには多くの人でにぎわいます。
 
高浜にはビーチ以外にも見どころがあり、高浜町の観光地としても知られる「中山寺」があります。
 
今回は、高浜町の「中山寺」はどんな所なのかを調べてみました。

目次

中山寺

中山寺

中山寺は、泰澄大師が創建したお寺です。

天平8年(736年)、聖武天皇の勅願によって泰澄大師が創建したと言われます。
 
お寺の場所は、青葉山の下の方にあり、「青葉山 中山寺」と呼ばれます。(真言宗寺院)
 
<中山寺>
・北陸三十三ケ所観音霊場第一番
・北陸白寿三十三ケ所観音霊場第一番
・若狭三十三ケ所観音霊場第三十三番

中山寺は、馬頭観音が有名なお寺です。

馬頭観音像

本堂

中山寺の本堂には、木造馬頭観音菩薩が安置されています。

馬頭観音菩薩は、国指定重要文化財

馬頭観音菩薩は、頭に馬が付いている観音さん(高さは79センチ)

馬頭観音像は、馬が人間の悩みを食い尽くしてくれるといわれ、魔障を砕き、苦悩を絶つとされています。

馬頭観音像は、秘仏のため通常は公開されていません。ご開帳は33年目と中間の17年目。次のご開帳は2028年

本堂

本堂は、入母屋造檜皮葺です。鎌倉時代に建てられ、屋根は桧皮に葺きかえられたキレイな建物です。

中山寺の拝観料:400円

 ※御朱印もあります。
 

中山寺は鎌倉時代に再建された歴史のあるお寺です。青葉山の下の方にあり、静かで雰囲気があります。

中山寺はどんな所なの?

駐車場

中山寺は、青葉山の登山口へ続く道沿いにあります。
 
道路沿いに駐車場があり、そのすぐ横には山門があります。

金剛力士

山門には、金剛力士(仁王)像があります。左右にあり鎌倉時代の作です。

保護のためガラスがはめられ、小さな網になっているので、あまりみえません。

山門を越えると旧参道が横にあります。

旧参道

急な登りの階段です。

その前方には、新しい階段があり、手すりもあります。

かいだん

若狭観音霊場の旗が並んでいる階段を上ると、目の前に本堂があります。

登って左側に寺務所(受付)があります。

寺務所

ここで拝観料を支払います。

拝観料:400円

本堂を案内してもらえます。

 
書院には、天皇陛下が休息した部屋もあり、その当時のままになっています。

中山寺

書院には、仏画や襖絵があり、こちらも見ることができます。
 

境内には、白寿観音もあります。

白寿観音

ぼけ封じにいいようで、ぼけ封じ祈願と書かれた旗が並んでいます。

 
上の山門からは若狭湾、高浜の街が一望できます。

山門からの眺め

中山寺は、若狭富士と呼ばれる青葉山の麓にあり、標高もあるので眺めがいいです。

天気がいいと、さらにいい景色が眺められそう。ここは高浜の絶景スポットの一つです。
 

中山寺の馬頭観音は鎌倉時代のものと言われます。

通常は、その姿を見ることはできない秘仏で、馬頭観音のご開帳は33年目と中間の17年目です。

馬頭観音の次のご開帳は2028年

次のご開帳は、まだ先ですが、見てみたい方はぜひ2028年に訪れてみてください。
 
※同じ若狭高浜の馬居寺にも、馬頭観音がありました。どちらも通常は見れない秘仏になっています。
 

今まで、馬頭観音の存在を知りませんでしたが、高浜で訪れたお寺には馬頭観音があり、どのようなのか菩薩なのか非常に興味が沸きました。
是非、実際に見てみたいと思いますが、秘仏なのでタイミング次第です。

中山寺のアクセス

青葉山 中山寺
住所福井県大飯郡高浜町中山27−2
拝観時間9:00~17:00
拝観料400円

若狭和田駅から車で約15分

中山寺には、駐車場があります
 
高浜町の観光スポット

今回は、高浜町の「中山寺」へ行ってみました。

機会がありましたら訪れてみてください。

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