東京から福井へ北陸新幹線を利用して移動しました。
- 北陸新幹線で福井へ行く方法は?
- 福井へ行くにはどれぐらいかかるの?
- 福井までの料金はいくらかかるの?
東京から北陸新幹線を利用して福井へ行った感想を紹介します。
北陸新幹線で東京駅から福井駅へ行く方法
北陸新幹線が開業すると東京駅から福井駅へ乗り換えが不要になります。
北陸新幹線は、停車駅が少ない「かがやき」と「はくたか」があり1日に14往復の運行。
敦賀までの開業後(2024年3月16日以降)は、北陸新幹線で福井まで乗り換えなしでいくことができ、到着時間も早くなります。
東海道新幹線を利用する方法もありますが、福井駅までは北陸新幹線を利用した方が早く、安く行くことができます。
かかる時間と料金
東京から福井へ北陸新幹線を利用していく時の料金と時間を紹介します。
福井へ行く新幹線は「かがやき」と「はくたか」があります。
※かがやきは全車指定席です。
福井までの北陸新幹線の正規料金は以下の金額です。
- 普通車自由席:15,280円
- 普通車指定席:15,810円
- グリーン車:23,660円
- グランクラス:32,040円
※記載の料金は通常期の金額です。料金は時期によって変わるため、乗車日の料金を確認してくださ
東京から始発で福井へ行く場合の例。
東京駅 6:16発
福井駅 9:13着
かかる時間:2時間57分
かかる料金:15,810円(運賃8,580円、7,230円指定席)
※かがやきは全車指定席
特急・新幹線の指定席料金は、最繁忙期は400円増し、繁忙期は200円増し、閑散期は200円引きとなり、変動するため注意してください。
最繁忙期
1月1~6日・4月27日~5月6日・8月10~19日・12月28~31日。
(カレンダーを赤色で塗り「最繁忙期」と記載している日です。)繁忙期
3月21日~4月5日・8月1~9日と、7月・9月・10月・11月の祝日が土・日曜と連続し3連休以上となる場合の当該連休とその連休の前日。
閑散期
1月7日~2月末日・4月21~26日・5月7~10日・6月1日~7月15日・9月1日~10月10日・11月1日~12月27日の期間の月~木曜(ただし、祝日及びその前日と振替休日を除きます)。
通常期
上記の期間以外の日です。
https://www.jr-odekake.net/railroad/ticket/guide/express_tickets/limited_express03.html
かがやきのグランクラス料金比較
北陸新幹線には、最上級クラスのグランクラス(18席)が用意され軽食、飲料の提供があります。
グランクラスを利用するとかかる料金は約2倍(参考料金:32,240円)
北陸新幹線は、全車グランクラスを連結していますが、はくたか、つるぎはアテンダントが乗車しないため、軽食・ドリンクの車内サービスはありません。
【グランクラス(福井駅から東京駅)の参考料金】
- グランクラス(かがやき):32,040円
※北陸新幹線を利用する際は、最新の運行情報やスケジュールを確認しておくことをおすすめします。
北陸新幹線の福井県内の駅までの料金
【北陸新幹線の参考料金】
- 東京駅から敦賀までの料金:1万6,360円
- 東京駅から越前たけふ駅までの料金:1万6,140円
- 東京駅から福井駅までの料金:1万5,810円
- 東京駅から芦原温泉駅までの料金:1万5,590円
※料金は普通車指定席(通常時)です。料金は変動するため注意してください。
注意点として、特急料金は、最繁忙期は400円増し、繁忙期は200円増し、閑散期は200円引きとなります。
乗車するタイミングによって料金が変わりますので参考価格です。
また、グランクラス、グリーン車は別料金になるため注意してください。
料金が安くなるeチケットがお得
北陸新幹線を安く利用したい方は、新幹線eチケットサービス、e5489サービスを利用するのがいいです。
駅のみどりの窓口の購入する場合、割引価格はありませんが、eチケット早特1やeチケット早特14を利用すると通常よりも安く行けてお得。
eチケットの割引後の料金は以下の金額になります。(自由席は割引がありません)
普通車自由席 | 普通車指定席 | グリーン車 | グランクラス | |
正規料金 | 15,280円 | 15,810円 | 23,660円 | 32,040円 |
新幹線eチケット | 15,280円 | 15,610円 | 23,460円 | 31,840円 |
eチケット早特1 | なし | 14,040円 | なし | なし |
eチケット早特14 | なし | 10,920円 | なし | なし |
eチケット早特1は、1日前(1〜7日前)までに予約・購入することで、北陸新幹線の普通車指定席がお得に利用できます。※乗車の1日前の23時までに予約すると割引価格で利用可能。
eチケット早特14は、14日前(14日〜1ヶ月前)までに予約・購入することで、お得な料金になります。
事前に旅行や出張の予定が決まっている方は、「eチケット早特14」、「eチケット早特1」を利用すると窓口での切符購入よりも安く福井へ行くことができます。
eチケット早特は、早い段階でも規定座席数に達していて、販売終了していることもあります。
北陸新幹線の車両
北陸新幹線の車両は、E7系とW7系があり、E7系はJR東日本、W7系はJR西日本の新幹線です。
12両編成で普通車、グリーン車、グランクラスを連結しています。
東海道新幹線「のぞみ」は285km/h、東北・秋田新幹線の「はやぶさ」「こまち」は最高速度は320km/h
全国新幹線鉄道整備法によって、北陸新幹線の最高速度は260km/hに決められています。
かがやき
かがやきは、東京から金沢を約2時間30分で結びます。
運行は1日10往復で、全て指定席。かがやきはの乗車には、指定席特急券が必要です。
東京から金沢間が最速で約2時間27分。
東京駅から金沢駅を結ぶ新幹線は「はくたか」もあり、停車駅が多いです。
はくたか
はくたかは「かがやき」と同じE7系(W7系)の車両で見た目は同じです。
また、停車駅がはくたかの方が多くなります。
はくたかの停車駅は列車によって異なり、かがやきに追い抜かれるための待ち時間が長めの停車駅(長野駅)もあります。
列車によって所要時間が異なり、東京から福井間は3時間32分〜(はくたか561号の場合)
北陸新幹線の車内
北陸新幹線の車内は、薄いブラウンの柄の壁が基調になっていて、落ち着いた感じです。
車内の座席は、2列シートと3列シート。
グリーン車、グランクラスを連結し、かがやきは全て指定席です。車内のワゴン販売がありました。
全席にコンセントが設置
北陸新幹線の座席全席にコンセントがあります。
通常の形状のコンセントでUSB充電はありません。
北陸新幹線は車内販売があり、乗車中に1往復しました。
北陸新幹線の車窓風景
車窓風景で立山連峰を楽しみたい方はE席側がおすすめ。
立山は雲がかかっていることが多いので、すっきり見れるかどうかは運次第。
また、A席側は、糸魚川付近で日本海、富山区間で富山湾を望むことができます。
長野から富山間はトンネルが多く、車窓風景はあまり見えません。
金沢から福井区間では、E席側に白山連峰が見られますが、こちらもタイミング次第です。
福井の区間では海はほとんど見えません。
北陸新幹線を利用した感想
北陸新幹線に乗った感想では、乗り心地が良く感じました。
走行スピードは最高260km/hと抑えられていますが、車内の揺れは少なく快適です。
全席にコンセントも装備されていて、テーブルも大きめでPC作業もできる環境。
シートの背もたれについている枕部分は、上下に動かして調整ができます。
東海道新幹線と比べても、ゆったりしている感じがあり、足元のスペースも広めです。
グランクラスやグリーン車はさらに快適な移動ができそう。
ちなみに、東京から福井間をグランクラスを利用すると、通常料金の約2倍です。
北陸新幹線が福井まで開業したので、乗り換えなしの快適な移動ができます。
まとめ
今回、東京から福井へ北陸新幹線を利用して移動しました。
北陸新幹線が福井県敦賀まで延伸(2024年3月16日)後は乗り換えは不要。
延伸後は、東京から福井までは3時間を切り、かなり早くなりました。
東京から福井へ北陸新幹線を利用していく場合の時間と料金は以下のようになっています。
【かがやき】
東京駅 6:16発
福井駅 9:13着
かかる時間:2時間27分
かかる料金:15,810円(運賃8,580円、7,230円指定席)
※かがやきは全車指定席
東京から福井へ東海道新幹線+特急+北陸新幹線を利用していく場合の時間と料金例。
【東海道新幹線 東京駅から福井駅】
東京駅 6:33発 福井駅10:06着
所要時間:3時間33分(乗換3回)
かかる料金:16,690円
※名古屋でひかり、米原でしらさぎ、敦賀でつるぎに乗り換えます。
※記載の時間や料金は、電車や出発時刻、切符の購入方法によっても変わりますので、最新の情報を確認してください。
従来の東海道新幹線を利用して福井へ行く方法もありますが、北陸新幹線を利用した方が早くて安いです。
北陸新幹線以外の方法で福井へ行きたい方はこちらの記事を参考にしてください。
東京で福井の味やお土産を楽しみたい方はこちらの記事も参考にしてください。
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