福井市の浜町あたりを歩いていると、グリーンのインパクトのある建物を発見!
案内板には、グリフィス記念館と書かれています。
- グリフィス記念館は何があるの?
- グリフィスとは誰なの?
- グリフィス記念館の感想は?
福井駅前で発見した「グリフィス記念館」を調べてみました。
グリフィス記念館
福井市グリフィス記念館は、福井駅から5-10分ほどの距離にある建物です。
独特の風格を持つ緑色の2階建ての建物は、「グリフィス記念館」と書かれています。
福井市グリフィス記念館は、明治初期に福井藩の教師として活躍した、米国人ウィリアム・エリオット・グリフィスの邸宅だった洋館をよみがえらせた建物。
(ウィリアム・エリオット・グリフィス:1843~1928年)
グリフィス館は、写真に基づき外観を復元整備したもの。(グリフィスが暮らした洋風住宅の外観を福井市が復元)
グリフィス館の特徴は、ベランダが南側に張り出し、それが左右非対称となっています。
「福井市グリフィス記念館」は、平成27年10月にオープン。
和と洋が調和した独特の風格を持つ建物。
福井の街中に、まったくテイストの違う建物がポツンと存在しています。
グリフィス記念館は、グリーンを基調にした、印象に残る洋風の邸宅です。
福井市グリフィス記念館に入れるの?
グリフィス館は木造2階建てで、1階の広さは約8メートル四方。
当時の洋風建築の特色であるベランダ付きのコロニアル様式。
なまこ壁にしっくい仕上げ、化粧垂木など伝統的な日本の技や装飾が光る建物です。
ホワイトの壁に明るめのグリーンがアクセントになり印象的です。
館内は他の洋風建築を参考に暖炉やシャンデリア、木製建具などをそろえ、往時の雰囲気を演出。
計六つの展示室やホールを設け、グリフィスの功績を中心に、市の国際交流の歩みや幕末の偉人たちを紹介。
館内には、しゃべりだす肖像もあります。
総事業費は1億7千万円だとか。
グリフィスとは誰なの?
グリフィスは、福井で武士の子供たちに理化学を教えていた人。
福井藩の留学生 日下部太郎をアメリカで指導していたが、熱心に勉強した日下部太郎が留学途中で亡くなった。
勤勉な日下部太郎をみて、福井・日本人に興味を持ち、福井藩の要請もあって理科を教えるために藩校「明新館」で教師をしていたそう。
福井市とニューブランズウィック市との国際交流の礎にもなっている人。
グリフィス館内では、仕掛けのある肖像写真の部屋などで、グリフィスと福井の関係を中心とした展示があります。
家屋はグリフィスが福井を去って2年後に焼失しましたが、隣接して建っていた同じデザインの家が、昭和11年にやはり火災で失われるまで、かつての「異人館」として残っていました。
残された資料から「異人館」の外観を、考証・復元したものがグリフィス記念館。
全体に均整のとれたプロポーションと、抑制された表現に宿る美意識が特徴的な造形です。
夜はライトアップしていて、昼とは違う雰囲気を出しています。
福井藩がグリフィスたち外国人教師の居住用に建てた、鮮やかなライトグリーンの家屋。
明治維新の時代を象徴する姿の建物を楽しんでください。
写真の撮影にもオススメのスポットです。
福井市の観光の際に、立ち寄るのもアリです。(福井駅より徒歩約15分)
浜町周辺には、石畳の道があり、料亭もあり情緒がある場所です。
グリフィス記念館のアクセス方法・開館時間・料金
グリフィス記念館 | |
住所 | 福井市中央3丁目5番4号 |
開館時間 | 10時00分~19時00分 |
休館日 | 年末年始(12月28日~1月4日) |
入館料 | 無料 |
※入館は閉館時刻の30分前まで
(12月1日~2月末日は午後6時で閉館)
<アクセス>
自動車:北陸自動車道 福井ICより約15分。
※駐車場はありません。
福井駅より徒歩約15分
入館無料なの?って思うほど、しっかり管理もされていてキレイでした。
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今回は「グリフィス記念館」をしらべてみました。
機会があれば見に行ってみてはいかがでしょうか?
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