福井市の「和田八幡宮(總社)」は、福井の有名社寺ほど名前が挙がる神社ではありません。
ですが、「迷わず立ち寄れて、ちゃんと清められる“ちょうどいい神社”」としては最高の選択肢でした。
「和田八幡宮ってどんな神社なの?」
「御朱印や茅の輪はいつあるの?」
そんな疑問を、初めて行く人でも迷わない形でまとめます。
和田八幡宮とは

和田八幡宮(わだはちまんぐう)は、福井市和田の住宅街の中に鎮座する總社(そうじゃ)の神社です。
創建は平安時代と伝えられています。
歴史の途中では、一揆による焼き討ちで社殿が失われた時期もありました。
しかしその後、地域の人々と氏子の寄進によって再建され、現在の姿へと受け継がれてきました。
鳥居は朱色で、晴れた日の青空とのコントラストが美しいのが印象的です。
「格式ある歴史」と「暮らしの延長線の落ち着き」が、ここでは無理なく共存していました。
和田八幡宮の境内の見どころ
境内は一度にすべてを理解しきろうとしなくても回れる広さです。
まずは鳥居をくぐり、手水舎で手を清めてから進むと流れがつかみやすく、気持ちも整います。
笏谷石の厄除け橋(やくよけばし)

大鳥居の横にある神橋で、笏谷石(しゃくだにいし)で造られ、福井市の重要建築物に指定されています。
この橋は渡ることはできませんが、清めの導線としてとても分かりやすい位置にあります。
源満仲公の石像と石碑

和田八幡宮には、源満仲公石像があります。
石碑には、三ツ矢伝説が書かれ、源 満仲公が天然鉱泉を見つけ、三ツ矢サイダーの由来になっていると書かれていました。
境内社(複数の小さなお社)

境内にはたくさんの神様が祀られています。
写真の右側には、足羽川の工事中に発見された石も鎮座。
- 厳島神社
- 稲荷明神
- 日吉山王社
- 毘沙門天王
- 塔の池弁財天社など
塔の池弁財天社は、この地に泉がわきでたとのことでお祀りされています。
境内には、厄割の岩もありました。

他には、九頭龍紋石もあります。
和田八幡宮には、いくつもの境内社があり、驚きました。
和田八幡宮の御朱印

和田八幡宮には、御朱印があります。
境内の左側に社務所があり、御朱印を授かれます。
今回訪れた時は、夕方5時を過ぎて、社務所が閉まっていたので、御朱印はいただけませんでした。
期間限定の御朱印もあります。

月替わり御朱印(2021年11月)
御朱印の初穂料:500円

茅の輪くぐり

7月の初めに参拝した時は、茅の輪くぐりがありました。
6月30日頃の「夏越の祓(なごしのはらえ)」から行われる茅の輪くぐり。
夏越大祓(水無月の祓い)が行われ、境内に茅の輪が設置されます。
茅の輪をくぐって厄を祓い、残り半年を健康で過ごせるよう祈願します。
6月の夏越(なごし)の祓、12月の年越(としこし)の祓の年2度行われています。
夏は、本殿前には願いの風鈴があり、心地いい音を奏でていました。
手水舎

和田八幡宮の手水舎は、季節によって装飾されていることがあります。
手水舎は季節によってお花などで装飾されることがあり、見た目の変化を楽しめる“暮らしの延長の風景”としてSNSで見かけることも多いです。
6月ごろに参拝した時は紫陽花があり、綺麗でした。
和田八幡宮の感想

和田八幓宮は、行って圧倒される場所ではなく、戻ってくる場所に近い神社でした。
住宅街の中にあるからこそ、身構えずに入れる安心感があります。
境内は広すぎず、参拝の流れもつかみやすい構造。
「今ちょっと気持ちを切り替えたい」「一度きちんと手を洗って、手を合わせたい」
そんな日に無理なく立ち寄れる距離感が、個人的にはちょうどよかったです。
ただし、夕方17時以降は社務所が閉まっている可能性が高く、御朱印はタイミング次第。
風鈴や花手水の装飾も日によっては無いことがあります。
“何かある日”を狙って行く場所ではなく、“合った日に出会える場所”と思っておくと、ギャップが減ります。
普段の週末とお正月では空気も違うはずですが、どちらも「日常の節目の選択肢のひとつ」として付き合いやすい印象です。
よくある質問(FAQ)

Q1. 和田八幡宮の御朱印は誰でももらえますか?
A. どなたでも授与いただけます。書き置き形式のみで、初穂料は500円です。社務所で受け取れます。
Q2. 御朱印をその場で書いてもらうことはできますか?
A. 現在は「書き置きのみ」の対応です。直書きは行われていません。
Q3. 社務所の受付時間は何時までですか?
A. 17時前後で終了することが多いです。夕方以降に行く場合は閉まっている可能性があります。
Q4. 期間限定・月替わり御朱印はいつありますか?
A. 不定期の開催です。例として2021年11月に月替わり御朱印がありましたが、常時ではありません。告知は公式SNSや境内掲示が中心です。
Q5. 茅の輪くぐりはいつ設置されますか?
A. 6月30日頃の夏越の祓から7月上旬にかけて設置されるのが一般的です。12月にも年越の祓として行われ、年2回の大祓があります。
Q6. 茅の輪は混雑しますか?
A. 駅前の大きな社寺と比べると混雑は控えめです。設置期間が短いので、確実にくぐりたい方は日付を意識しておくと安心です。
Q7. 駐車場はありますか?
A. 参拝者用の駐車場があります。
Q8. 初詣にも向いていますか?
A. 向いています。ただし賑やかさは控えめで「静かな初詣」の選択肢に近いです。人混みを避けたい方には合いやすく、屋台や大行列を求める方には合わない可能性があります。
まとめ

今回は、福井市の「和田八幡宮」へ行ってみました。
暮らしの途中で“清め直す選択肢”として覚えておくと、迷いが減る神社です。
御朱印や茅の輪も、タイミングが合えば受け取れる・くぐれる、という距離感。
「行けば何かすごいものがある」と期待しすぎなければ、ちょうどいい満足度になります。
地元の暮らしの中の“節目の選択肢のひとつ”として覚えておくと良い神社でした。
初詣や大きな社寺と比べず、「選択肢のひとつ」として向き合うと付き合いやすい場所です。
和田八幡宮には、御朱印もあるので、御朱印集めをしている方にもおすすめです。
和田八幡宮のアクセス
| 和田八幡宮 | |
| 住所 | 福井県福井市和田3丁目1113 |
公式サイト:https://wada8mangu.com/
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