「北前船主の館・右近家を知っていますか？」
南越前町河野にある大豪邸が北前船船主の右近家。
山の上には、映画のセットのような西洋館もあります。
- 北前船主の館はどんな所なの？
- 右近家って何なの？
- 北前船主の館の感想はどうだった？
ここでは、南越前町の「北前船主の館・右近家」を調べてみました。
北前船主の館・右近家
北前船主の館・右近家は、平成２年に開館。
建物や北前船に関する展示、資料などを見ることができる施設です。
道路側から見ると黒い壁の建物で、周りはしっかりした石垣で覆われています。
目の前の道路脇には北前船のレプリカがありました。
北前船と右近家
江戸時代、明治時代に活躍した北前船。
北前船は、商いをしながら大阪と北海道を結んでいた船です。
右近家は北前船の船主としてたくさんの船を所有して事業を行っていました。
全盛期には船を約30隻ほどを所有していたそうです。
北前船で商いを行い、その後は蒸気船も導入したり、保険業に転換し株式会社にしたり事業を進めていました。
その北前船主の右近家の館（右近権左衛門邸）を見学することが可能（入館料：500円）
右近家以外に、西洋館、山荘展示館、展望台も見ることができます。
右近家周辺の地域は、北前船主の館が並んでいてタイムスリップした感じがあり、北前船の歴史や船主のすごさを知ることができます。
北前船主の館・右近家の魅力は何？
北前船主の館・右近家には、３つのおすすめポイントがあります。
- 右近家の展示を見れる
- 景色を楽しむことができる
- 西洋館を見ることができる
■ 右近家の展示を見れる
右近家の家の中を見ることができ、北前船の模型や貴重な資料がたくさん展示されています。
玄関近くには、福井の有名な「しゃくだに石」も使われていました。
右近家の中は資料館になっていて、船で使用したタンスもあり、貴重なアイテムがあります。
右近家の屋根は変わった形をしていて印象的でした。
屋根の上に屋根があり、しゃちほこがのっていました。
■ 景色を楽しむことができる
右近家の周辺は、雰囲気のある建物があります。
右近家の後の庭園からは階段で展望台へ登れるようになっています。
階段は、西洋館、山荘展示館、展望台につながり、道の周りにはソテツも植えられていて南国っぽい感じです。
上からは、坊主岩をみることができます。
中央の手を合わせているようにみえる岩です。 （自然にできた岩です）
下で見た時はあまりわかりませんでしたが、上で「坊主岩」と言われてからみると、もう坊主にしか見えませんでした。
展望台からは、日本海を上から見下ろすことができます。
訪れた時は夕方で、太陽が海面に反射して海がキラキラしていました。
■ 西洋館を見ることができる
右近家の裏の道を登って行くと西洋館があります。
中の作りはユニーク。
西洋館という名前の通り、ステンドグラスなど洋風の作りが盛り込まれています。
なんだか映画のセットのような感じでした。
客室や洋風の暖炉があって雰囲気のある写真が撮れそうです。
西洋館でカフェタイムをすることも可能です。
【北前船主の館・右近家の雰囲気はこちらの動画】
北前船主の館・右近家を訪れた感想
北前船主の館・右近家の前の道は何回も通っていますが、北前船主の館へ訪れたことはありませんでした。
道路を走っている時に見える上にある建物の存在も知っていて、「誰かの別荘か？」と思っていました。
今回、訪れて、その建物が西洋館だということを知り驚きました。
建物の中を見学すると、家の作りや使われている物がめちゃくちゃ凝っていて、その当時もすごい建物だったんだと思います。
このような建物があったことに驚きです。
北前船主の右近家のすごさを知ることができました。
北前船主集落は、日本遺産にも選ばれています。
北前船主の館・右近家は、西洋館や展望台からの眺めも抜群で、日本海を見ながらゆっくり過ごせる非日常空間でした。
機会がありましたらぜひ訪れてみてください。
まとめ
今回は、北前船主の館・右近家をしらべました。
北前船主の右近家の館（右近権左衛門邸）を見学することが可能です。（入館料：500円）
右近家以外に、西洋館、山荘展示館、展望台も見ることができ、建物や景色を楽しめます。
もし機会がありましたら、北前船主の館・右近家へ訪れてみてください。
北前船主の館・右近家のアクセス
地図
北前船主の館・右近家（右近権左衛門邸）は、国道305号線沿いの河野にあります。
| 北前船主の館・右近家 | |
| 住所 | 福井県南条郡南越前町河野2-15 |
| 開館時間 | 9時00分～16時00分 |
| 休館日 | 水曜日 |
| 入館料 | 大人：500円 |
北前船主の館・右近家の前に無料駐車場があります。
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