「福井から関西万博(大阪・夢洲)に行ってみたいけど、どうやって行けばいいんだろう?」
「できるだけ安く、でも快適に行けたら嬉しい…!」
そんなふうに迷っている方へ─
実は私自身、近々この万博に行く予定があり、徹底的にアクセス方法を調べました!
この記事では、福井から夢洲までのおすすめアクセス方法、
- 電車
- 車+電車
- 高速バス
など交通手段別に、所要時間・費用・乗り換えの有無などを分かりやすく比較してご紹介します。
まずは結論から!
「どれが一番自分に合っているか」が一目でわかる【比較表】からご覧ください。
福井から関西万博へのアクセス方法【比較表】
まずはこの表で、自分にぴったりの行き方をチェックしてください。
方法 | 所要時間 | 料金目安 | 特徴 | おすすめの人 |
---|---|---|---|---|
新幹線+特急 | 約2時間~ | 約7,000円〜 | 速くて快適 | 朝早く出発したい人 |
ハピライン+特急 | 約2.5時間~ | 約5,800円 | 快適・コスパ◎ | 混雑が苦手な人 |
ハピライン+新快速 | 約3時間~ | 約3,400円 | 最安ルート | 安さ最優先の人 |
高速バス(直行) | 約4時間 | 5,500円 | 乗換なしで会場へ | 楽に行きたい人 |
車+電車(敦賀/米原経由) | 約2.5〜4時間 | 約4,000〜7,000円 | 柔軟性あり | 車が使える人 |
万博会場まで直行できるのは、高速バスのみです。
※高速バス以外は、大阪駅までの料金と時間です。
大阪駅から万博会場までは、電車で35分〜/420円〜かかります。詳細は記事内で紹介しています。
※車の料金は、ガソリン代、駐車場代は含まれていません。全て片道料金です。
会場の場所とアクセス概要
大阪・関西万博の会場は大阪市此花区「夢洲(ゆめしま)」にあります。
大阪湾に浮かぶ島は、今回の万博のために整備が進められた最新の会場で、大規模な展示やパビリオンがあります。
- 住所: 大阪府大阪市此花区夢洲
- 開場時間: 9:00〜22:00(夜まで滞在可能)
- 入場方法: 事前予約制の電子チケット方式(日時指定あり)
夢洲へは、公共交通機関の利用が基本となります。
この記事では、福井から大阪までの移動方法だけでなく、大阪市内での最終アクセス(夢洲まで)も紹介しています。

会場の最新情報・注意事項は、大阪・関西万博の公式サイトでご確認ください。
また、万博会場の入場口は、電車とバスでは異なりますので、予約時は注意が必要です。
大阪メトロ中央線などは「東ゲート」。シャトルバスなどは「西ゲート」です。
電車で行く方法(福井駅発)
福井から大阪までは電車でのアクセスが便利で、速さ・料金・快適さによってさまざまな選択肢があります。
北陸新幹線+サンダーバード(速さ重視)


新幹線の利用は、大阪へもっとも早く着ける方法。
朝から会場をしっかり回りたい方や、快適な車内で移動したい方におすすめです。
- 出発時間: 福井駅 7:10
- 到着時間: 大阪駅 9:06
- 所要時間: 約2時間
- 料金: 7,290円(内訳:乗車券 3,410円+指定席 3,880円)
【乗り換え例】
福井駅 7:10 → 敦賀 7:27 → サンダーバード 7:35 → 大阪 9:06(約2時間)
ハピライン+サンダーバード(コスパ重視)


ハピライン+サンダーバードは、新幹線を使わずに特急で快適に移動できる方法です。
コストを抑えつつ、早めに到着したい方に向いています。
- 出発時間: 福井駅 6:02
- 到着時間: 大阪駅 8:34
- 所要時間: 約2時間30分
- 料金: 5,840円(内訳:乗車券 3,450円+指定席 2,390円)
※サンダーバードは全車指定席。
【乗り換え例】
福井駅 6:02 → 敦賀 6:53 → サンダーバード 7:05 → 大阪 8:34(約2.5時間)
ハピライン+新快速(安さ重視)


ハピライン+新快速は、もっとも安く行けるルート。
乗り換えはありますが、予算を重視する方にぴったりです。
- 出発時間: 福井駅 5:49
- 到着時間: 大阪駅 8:46
- 所要時間: 約3時間
- 料金: 3,450円(乗車券のみ)
【乗り換え例】
福井駅 5:49 → 敦賀 6:28 → 米原 7:08 → 大阪 8:46(約3時間)
※平日ダイヤ
利用時の注意点(体験談)
朝の時間帯は通勤・通学ラッシュで電車が非常に混み合うことがあります。私自身、過去に青春18きっぷで同様のルートを利用した際、長時間立ちっぱなしになるほど混んでいた経験があります。特に新快速などの車両では、座れない可能性もあるため数人で行く場合は注意が必要です。


早朝着・こだま+快速ルート


ハピライン+新幹線(こだま)は、朝一番で大阪に到着したい方向け。
こだまの快適さと、快速の組み合わせで移動もスムーズです。
福井駅からハピラインを利用して米原駅へ向かい、米原から新大阪区間を「こだま」で移動します。
- 出発時間: 福井駅 5:49
- 到着時間: 大阪駅 8:04
- 所要時間: 約2時間15分
- 料金: 5,980円(内訳:乗車券 3,450円+こだま自由席 2,530円)
【乗り換え例】
福井駅 5:49 → 米原 7:08 → こだま 7:18 → 新大阪 7:51 → 大阪 8:04
※平日ダイヤ
車+電車で行く方法(駐車場利用)
公共交通機関と車を組み合わせることで、柔軟なスケジュールが可能になります。
遠方から来て車で駅までアクセスしたい方におすすめです。
ここでは駐車場が多めで、アクセスしやすい米原、敦賀について書いていますが、駐車場の確保ができる駅があれば他のアレンジも可能です。
パターンA|福井→米原(車)+電車


福井インターから米原インターを高速道路で移動し、米原駅からJRを利用する方法です。
出発時間を自由に決めたい方、柔軟なスケジュールを重視する方に向いています。
- 車区間: 福井IC → 米原IC(約100km)
・所要:約1時間30分
・ETC料金:2,780円(平日)
・ガソリン代:約1,000円(燃費18km/L、ガソリン190円/Lで計算)
・【小計:車移動費用 約3,780円】 - 電車区間: 米原駅 → 大阪駅
① 新快速(約1時間30分)1,980円
② こだま+快速(約46分)4,510円 - 駐車料金(米原駅周辺): 1日あたり500円〜
トータル所要時間(新快速利用時): 約3時間〜
合計費用(新快速利用時): 約6,260円〜(車+電車+駐車代)
※JRの「こども」の料金は、おとなの半額です。(一部除く)
【帰りの最終電車】
大阪駅 22:50 発 → 米原駅 0:46 着(平日ダイヤ)
パターンB|福井 → 敦賀(車)+ 電車
短いドライブ&複数人でリーズナブルに行きたい方におすすめ!
電車だけより時間帯の自由度が高いのが特徴です。
- 車区間: 福井IC → 敦賀IC(約55km)
・所要:約50分
・ETC料金:1,530円(平日)
・ガソリン代:約600円
・【小計:車移動費用 約2,130円】 - 電車区間: 敦賀駅 → 大阪駅
① サンダーバード(約1時間30分)4,700円(指定席)
② 新快速(約2時間7分)2,310円 - 駐車料金(敦賀駅周辺): 1日あたり500円〜
トータル所要時間(新快速利用時): 約3時間〜3時間20分
合計費用(新快速利用時): 約4,940円〜(車+電車+駐車代)


※ 駐車場の混雑状況は事前確認がおすすめです。
※ ETC料金は平日通常料金です。休日は最大30%割引になる場合があります。
【帰りの最終電車】
- サンダーバード:大阪駅 20:54 発 → 敦賀駅 22:16 着
- 新快速:大阪駅 21:30 発 → 敦賀駅 23:55 着(乗り換えあり)
敦賀駅までを車で移動し、サンダーバードの利用が楽です。
朝早い時間に大阪へ着きたい方は、サンダーバード 敦賀駅7:05発→大阪8:34着があります。
※サンダーバードは全車指定席。
車で直接行ける?
🚫 夢洲の会場には自家用車で直接乗り入れることはできません。
会場周辺では交通規制が敷かれており、スムーズな来場のために公共交通機関の利用が求められています。
自家用車で来場される方は、舞洲・尼崎・堺などに設けられた臨時駐車場を利用し、そこからシャトルバスで夢洲へ移動するスタイルとなります。
大阪周辺で車を駐車し、電車やバスでアクセスするのがいいです。
【参考】
- 福井IC → 梅田出口までの所要時間:2時間40分
- ETC料金(普通車):7,390円
- ガソリン代:約2,500円〜※
※福井ICから梅田IC出口までの距離は約230km。
ガソリン価格が190円/L、車の燃費18kmの場合、ガソリン代は約2,500円です。
※別途、駐車料金が必要です。
大阪の街中では20分/300円ぐらいが一般的ですが、24時間最大料金の設定がある駐車場を探すと良いです。
駐車場の位置やバス運行情報については、事前に関西万博公式サイトやKANSAI MaaSアプリでチェックしておきましょう。
高速バスで行く方法(直通)


高速バスなら、乗り換え不要でそのまま会場へ直行できます。
電車の乗り換えが不安な方や、荷物が多い方にも安心な選択肢です。
- 福井駅東口 7:10 発 → 万博会場(夢洲)11:10 着
- 万博会場 18:00 発 → 福井 22:00 着
- 片道:5,500円 / 往復:9,900円
乗換なしで会場まで直行したい方におすすめ!バスはトイレ付きです。
京福バス公式サイト
⇒ https://bus.keifuku.co.jp/highway/osaka/
大阪駅・新大阪駅から万博会場への行き方


大阪に着いた後は、地下鉄やバスを使って夢洲(ゆめしま)へ向かいます。
ルートは複数ありますが、所要時間や料金も比較的わかりやすく、案内も整備されています。
電車(大阪メトロ中央線)で行く


地下鉄(大阪メトロ)中央線を利用すれば、夢洲までスムーズにアクセスできます。
途中乗り換えはありますが、電車の本数も多く、迷うことは少ないでしょう。
大阪駅→夢洲までのルート地図
- 大阪→弁天町→夢洲:約25分/560円
- 梅田→本町→夢洲:約32分/430円
※時間に余裕があるなら、電車移動がコスパもよくおすすめです。
詳細は、公式サイトの会場アクセスに関するページを参考にしてください。
⇒ https://www.expo2025.or.jp/expo-map-index/access/
バスで行く(大阪駅南口発)


電車に不慣れな方や、大きな荷物がある方には、シャトルバスの利用もおすすめです。
大阪駅や新大阪駅から夢洲まで直通でアクセスできます。
📍大阪駅南口のバス乗り場を地図でチェック
- 大阪駅南口→夢洲:シャトルバス片道 1,000円(約30分)
- 新大阪→夢洲:片道 1,500円
- 予約方法:KANSAI MaaS アプリから事前予約がおすすめ
電車よりも座ってゆっくり行きたい方におすすめです。事前にアプリで予約しておくと安心です。
おわりに|福井からの関西万博アクセスは選び方しだい!
福井からの大阪・関西万博は、交通手段によって所要時間も費用も大きく異なります。
- 早く着きたいなら:新幹線+特急
- 節約したいなら:新快速活用ルート
- 乗換なしで楽に行きたいなら:高速バス
家族など大人数で行く場合は、車である程度移動してから電車を利用するパターンが結果的に安くなるかもしれません。
ただし、駐車場の確保と駐車料金の確認を事前に行って、計画を立てることをおすすめします。
ぜひご自身の旅行スタイルに合わせて、ぴったりのルートを選んでくださいね。
関西万博で素敵な1日をお過ごしください!
※この記事の情報は2025年4月時点での時刻表・料金をもとに記載していますが、ダイヤ改正や料金変更が行われる場合もあります。ご利用の際は、最新の情報を公式サイト等でご確認ください。


コメント