越前市の大虫方面にある鬼ヶ岳。
鬼ヶ岳には、いくつかの鬼が住んでいたそうです。
もしかして、この山はリアル「鬼滅の刃」なのか?
鬼の山に、カメラを片手に登ってみました。
越前市にある鬼ヶ岳(鬼ヶ嶽)の登り方を紹介します。
鬼ヶ岳(鬼ヶ嶽)ってどんな山なの?
鬼ヶ岳は、福井県越前市の標高533メートルの山。
標高は低めですが、急な登りが続く山です。
鬼という名前の通り、鬼の由来のある山です。
<鬼ヶ嶽の名前の由来>
昔、山腹に白い鬼女が住みついて、村人を襲っていたのを村の若者たちが退治し、鬼ヶ嶽と呼ばれるようになったといわれています。
鬼ヶ嶽は、鬼のような登りが続くから、その名前がついたわけではありません。
鬼が住んでいた山だそうです。
でも、鬼のような急な登りが続き、かなりしんどいです。
鬼ヶ岳(鬼ヶ嶽)の登り方
鬼ヶ岳の登山口は、村田製作所の横を通る190号線を安養寺の方へ向かった所にあります。
道路沿いには、鬼ヶ嶽登山口と書かれた看板があります。
登山者の駐車場は、カントリーエレベーター裏にあります。
平日ですが、駐車場には車が8台ほどありました。
毎日のように登る常連さんやトレーニングとして登っている方も多いです。
鬼ヶ嶽の登山道入り口には柵があります。
登山道入口には、イノシシ対策でしっかりした扉がついています。
正面入り口の看板には、頂上まで1時間15分。
頂上まで1500mと書かれています。
登山口は正面登山口以外に、駐車場の脇からの登り口もあります。
<駐車場の登山口>
駐車場からはこちらが近いです。
進んでいくと、鬼ヶ嶽登山口の看板があります。
ここで、「正面登山口コース」、「駐車場の登山口コース」が合流します。
クマ出没注意の看板もあり、大虫地区はクマの目撃も多いので注意してください。
ブナや杉の木の中を登って行きます。
ところどころ木の根っこが出ている箇所もありますが、登山道が整備されているため、安心して歩くことができます。
展望台へ行くには、小鬼展望台 ⇒ 第2ベンチ ⇒ 大鬼展望台 ⇒ 白鬼展望台 ⇒ 山頂 という流れで進んでいきます。
登山道入り口 ⇒ 小鬼展望台の登山動画
※登山者とすれ違った部分のみカットしました。
最初の展望台は、小鬼展望台です。
小鬼展望台は、ベンチがあり休憩できます。(ベンチ3つ)
小鬼展望台からは、越前市が見えます。
越前市の眺めを楽しんでください。
次の第二ベンチまでは、約200m
かかる時間は、約6分です。
小鬼展望台 ⇒ 第二ベンチの登山動画
<第二ベンチ>
第二ベンチは屋根があります。
日野山も見えて、眺めもよいです。
第二ベンチから次の大鬼展望台までは、約200m 8分となっています。
第二ベンチ ⇒ 大鬼展望台の登山動画
大鬼展望台
ここには、大鬼(赤鬼)がいたそうです。
大鬼展望台の由来
大鬼展望台から次の白鬼展望台までは約200m 10分となっています。
大鬼展望台 ⇒ 白鬼展望台の登山動画
白鬼展望台
山頂へ向かうときの最後の展望台が白鬼展望台です。
白鬼展望台の由来が書かれた案内板があります。
白鬼が出没した場所のようです。
竈門炭治郎に倒されたのかもしれません。(鬼滅の刃)
白鬼展望台からの眺め
白鬼から頂上までは、約350m 15分となっています。
ここからの登りが最後の踏ん張りどころです。
最後まで急な登りが続きます。
白鬼展望台 ⇒ 山頂の登山動画
鬼ヶ岳の山頂
鬼ヶ岳山頂の標高は、533mです。
大虫神宮 社跡があります。
大虫神宮 社跡の近くには、展望台があります。
山頂には展望台もあります。
展望台から眺め
山頂には小屋もあり、中に入り休憩できます。
頂上からは、奥鬼ルートを通って駐車場に戻るルートもあります。
鬼ヶ嶽の登山時間
鬼ヶ嶽の登山時間を書いておきます。
<かかった時間など>
駐車場に戻ってくるまで。
時刻 9:00~10:20
時間:1時間20分
(今回、山頂まで40分でした。ペースは動画で確認してください)
歩いた距離:約5km
歩数:約7000歩
すれ違った人:15人
<鬼ヶ嶽の注意点>
・急な登りが続くので十分注意してください。
・雨の日のあとは滑りやすいです。
・時間帯にもよりますが、斜面は直射日光が当たり暑いです。
・熱中症に注意してください。
・落石に注意してください。斜面が急なので石が転がりやすいです。
・クマはいますので、注意してください。クマの話はこちら⇒クマと遭遇
・水、行動食などはあったほうがいいです。
・携帯はつながります。
・意外と登山者は多いので、必要に応じて道を譲ったり、斜面でのすれ違いは気をつけてください。
・トイレはありません。(大虫の滝にありますが車で2分ほどかかります)
・遅い時間に山に入るのは避けた方が良いです。
P.S
鬼にさらわれないように注意してください 笑
急な登りが続きますが、ボチボチ休みながら登山を楽しんでください。
「鬼ヶ嶽火祭り」
毎年8月15日夕方に、松明をかかげた行列が大虫神社を出発し鬼ヶ嶽を登る神事があります。
鬼ヶ嶽を登った感想
今回、鬼ヶ嶽へは一人で、カメラ片手に登りました。
鬼ヶ嶽は、急な登りが続き所々、大きな岩もありました。
山を直線的に登るので、距離は短めですが、急な登りが多いです。
平日でしたが、登っている人は多く、15人ほどとすれ違いました。
(登山のトレーニングとして登っている方も多いです。)
今回、驚きだったのは、小学校の時の先生に偶然会ったことです。
登っている途中で、何となく見たことがある方で、声をかけたら、小学校の時に習った先生でした。
山を登っていると、時々、驚くような出会いもありますね。
これも山登りの魅力の一つかも知れません。
ただ、熊とは出会いたくないですが・・・^^;
<鬼ヶ嶽>
鬼ヶ嶽の非日常度
今回は「鬼ヶ嶽 鬼ヶ嶽登山」をしてみました。
たまには山登りをするのも楽しいと思いますよ。
福井しらべ編集長
WEBライター兼クリエイター
福井生まれ、福井育ち。
山登りが好きで、時々登っています。高校時代には登山競技でインターハイ準優勝を果たしました。現在は、県内の低山を中心に、気分転換として楽しんでいます。
山登りを通じて得た知識や経験を活かし、登山やアウトドアの計画に役立つ情報を発信しています。
趣味は英会話とカフェ巡り。福井のスポットを巡るのも好きです。福井の魅力をたっぷりお届けしますので、ぜひチェックしてください
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